2011年01月30日(日)

「神よ。あなたは私の神。私はあなたを切に求めます。水のない、砂漠の衰え果てた地で、私のたましいは、あなたに渇き・・」詩編63:1

誰しも皆、孤独を感じる事がある。親しい人々から離れた所で孤独を感じ、又、
大勢の人々に囲まれているまっただ中で孤独を感じる。しかし、孤独は良いもの
だ。心を神に向けてくれる。時に、神は、私たちの注意を、一心に神に向けたい
がために孤独を送られる。孤独は特別な神からのプレゼントだ。

この世の騒がしさから離れ、寂しさの中で、初めて真に心が神に向く。様々な関
心から離れ、神のみに向けられ、望みが神だけになる。神との幸いな深い交わり
を経験する。人に裏切られ孤独だろうか。親しい人が去って孤独かも知れない。

主も十字架上で御父に捨てられ、ゲッセマネで孤独の中で祈られた。弟子達は我
先にと逃げ去った。孤独を知る理解者だ。主を捨てた弟子達への言葉が「わたし
は決してあなたを離れず、あなたを捨てない」だ。主は決して見捨てられない。

特に人生のある時期に、主は孤独を送られる。世の喧噪から離れ、人の交わりか
らも離れ、主にだけ心を向けさせるために。密な幸いな交わりに入れるために。
孤独が私たちを主のもとへ追いやってくれる。そうでなければ、人で満足してし
まって主のもとへ行かない。

孤独が来た時、私たちは世の価値観とは違う。主からの特別のプレゼントと受け
取ろう。そして、主の御前に静まり、主と交わり、主で満たして頂こう。

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環境的に、遠隔地で一人になった時、寂しくて孤独で、真に心が主を求め、出会
ったと、時々聞く。物質や見えるもので、心紛らわされ、ごまかされてしまう。
心を主だけに向けようと、状況や、環境を導かれる。御前にじっと静まろう。何
かが見えて来る。