2011年02月27日(日)

「心に植えつけられたみことばを、すなおに受け入れなさい。みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます」ヤコブ1:21


人は御言葉によって形造られて行く。御言葉は霊であり、いのちそのものだ。御
言葉が私たちの心の奥深くに響き、入り、その御言葉に従って行く時、私たちは
新たにされる。造り変えられる。豊かに実を結び、祝福にあずかる。

しかし、そのすぐ前に「すべての汚れやあふれる悪を捨て去り」とある。心が耕
されていなければ、御言葉が根づく事が出来ない。心に潜む罪を悔い改め、捨て
去る必要がある。妨げているものに思い当たるだろうか。妬み、憎しみ、裁き、
偽り、思い煩い・・日毎に悔い改めよう。

そして、「素直に受け入れよ」とある。御言葉の前にへりくだって、受け入れる
ことが大切だ。自分の思いや、偏見が御言葉を受け入れる事を妨げてしまう。自
分流に受け取る。

ペテロは、主の言葉を自分の思いで聞き、主から「下がれ。サタン」と戒められ
た。自分の思いが御言葉を聞くことを妨げる。主が苦しみを受け、殺され、三日
目によみがえる事を言われた時に、「そんな事、起こるはずがない」と言った。

強い自分の思いが無いだろうか。都合良い言葉だけを聞いているだろうか。御言
葉はこう言うが「そんな事、無理」「自分になどできるはずがない」と、受け入
れないで、流してしまうだろうか。

まず、自分は素直に受け入れていないと気づく事から始まる。その時、祈りに持
って行くことができる。素直に受け入れていない事を認め、そうできるよう助け
を求めて祈ろう。その時、自分の中で何かが変わって行くのがわかる。そして、
約束の御言葉が実現して行く事を、目の当たりに見て行く。

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みことばを素直に受け入れているだろうか。自分の思いを優先して、みことばを
流していないだろうか。「みことばはわかるが、でも現実は・・」と言い訳をして
いないだろうか。素直に受け入れ、実践する時、更にはっきりと神を知って行く。