2012年04月29日(日) 「だから神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば・・これらのもの はすべて与えられます」マタイ6:33
「だから神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば・・これらのもの はすべて与えられます」マタイ6:33
ハドソン・テーラーの証しを耳にした事があると思う。彼は医者の助手をしてい た。その医師は給料を時々渡し忘れるので、その時には、言ってくれと言われた。 ところが彼はそういう事があれば、信仰の訓練とし、決して言わずに祈り、神か ら答えを頂こうと考えた。 案の定、医師に忘れられた。段々食料も無くなり、残りが銀貨1枚になった。そ の時に、貧しい子供が来た。母親が病気だ。手元には銀貨1枚しか無い。半分な ら喜んで上げるが、1つしか無いので、あげられないと思った。 祈り始めたが「偽善者」との思いが来る。「祈りよりも、それを与えるべきだ」 と。出来ない自分に、神にのみ頼る信仰など無いと知り、惨めになった。しかし 結局は、子供に上げて、財布は空になった。 だが心は平安と喜びで満ちた。その日の夕飯は残り物を食べた。しかし、翌朝か らはもう何もない。すると早朝に郵便が来た。封筒を開くと、彼が与えたお金の 数倍が入っていた。 そのお金が丁度無くなる頃、医師が給料の事を思い出してくれた。神は真実であ り、生きて働いておられる。 「彼らはあなたに信頼し、彼らは恥を見ませんでした」「正しい者が見捨てられ たり、その子孫が食べ物を請うのを見たことがない」ツァレハテのやもめは、飢 饉の中、最後の一握りの粉をエリヤに献げた。死を前にした、最後のギリギリの ものを献げた、その時に、かめの粉は尽きず、つぼの油は無くならなかった。真 実な主が共におられる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 御言葉に従って行く時、主のみわざを見て、御言葉の真実を経験する。それを繰 り返す中で、信仰が強められて行く。御言葉に従ってみよう。主がどんなに真実 に答えて下さるかを、身をもって知って行く。目の前の導きに一歩従おう。