2013年07月30日(火)

「神である主、イスラエルの聖なる方は、こう仰せられる『立ち返って静かにすれば・・救われ、落ち着いて、信頼すれば・・力を得る。しかし、あなたがたは、これを望まなかった」イザヤ30:15


信仰生活で、全く予想していない、突如の事態に見舞われる事がある。事故や、けがや、病気の発覚、突然の経済的必要や、対人関係の問題かも知れない。その時に、即、何とかしなければとの思いが働く。思いばかりが巡って、パニックになってしまう。主が飛んでしまって、右往左往するので、すべて自分の肩にかかり、非常に重い荷物となる。しかし、自分で何とかしなければと、動き回る。

「あなたがたは言った『いや、私たちは馬に乗って逃げよう・・私たちは早馬に乗って』」、自分の知恵を巡らして、対応策をあれこれ考える。自分の力でやってみるがうまく行かずに行き詰まる。又、試練の中で、なかなか先が見えない時に、いつまで続くのか、永遠にこのままではと、状況に飲み込まれてしまい、気力が萎えてしまう。失望落胆に陥ってしまう。神は何もしてくれないではないか。神に頼っていても、どうなるものか。ひたすら落ち込むばかりだ。

又、自分で何とかしようとするが、どうにもならない。主が飛んでしまっていることが問題だ。「立ち返る」こと、「静かにする」こと、「落ち着いて信頼すること」が鍵だ。状況と自分だけを見ている目を、主に向けて、主に立ち返ろう。そして動くこと、思いを巡らせることをストップして、主の前に静まろう。ことごとくを主に告げて、主の御声を聞こう。主は導いて下さる。
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パニックになると早く何とかしようと心も身体も騒ぎ始めるがその時にこそ静まって主に祈ることから始めよう。落ち着いて、信頼すれば力を得えるとの御約束に頼ろう。