2014年05月30日(金)

「わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる」イザヤ55:11



「わたしの望む事を成し遂げ」「わたしの言い送った事を成功させ
る」とある。成就し、実現するのは、主の望む事、主の語られた言
葉だ。主の御心が成し遂げられて行く。私たちは、しばしば自分の
思いを、主の御心と思い違いしてしまう。自分の思いが成就するこ
とは無い。

又、主が望んでおられるのではと、「自分が」思うことを、みここ
ろと勘違いする。しかし実現しないので、戸惑い、不審に思う。あ
る人が、これこそ主のみこころと、思い込んだが、うまく行かず、
成就しなかった。後でよくよく祈りつつ考えると、主のみこころで
はなく、自分が主のためにしたいと思った、自分の思いだと気づか
された。

「主の望む事」でなく「自分の望む事」であった。それなら実現す
る事はない。自分に都合の良い、自分が欲しい言葉でなく、主の御
心の言葉が成就する。どうすれば、その言葉が聞けるのか。自分の
思いは強い。自分の願望も強い。底に強い自我がある。その強い自
分が妨げて、御言葉が聞けない。まず自分自身を委ねよう。

右でも左でも、御心のままにと、自分の思いを明け渡して、受け取
る態度だ。その時に、自分の思いに惑わされずに、御声を聞くこと
ができる。そして、聞いた御言葉をしっかり握っていよう。時間が
かかるかも知れない。アブラハムは25年待ってイサクを与えられ
た。その御言葉は神の時に、必ず成就する。だから、すでにかなえ
られたと知る。
-------------
自分の願いや自分のプランもあるが、それを第一とせず、主の御心
を第一とする姿勢でいたい。自分を明け渡たし御心を受け取ります
の態度で、主が共におられることと主の御わざを自分自身で知って
行こう。