2014年07月30日(水)

「聞いていることによく注意しなさい・・」マルコ4:24



信仰生活で、御言葉を聞くことが、非常に大切だと常に学ぶ。しか
し、ただ単に御言葉を聞けば良いというものでなく、「聞いている
ことによく注意せよ」と言われている。イスラエルの民は皆、モー
セから神の言葉を聞いていた。しかし、御言葉は聞いたが、それが
信仰へと結びつけられる事が無かったため、最後まで神を疑い、心
を定める事無く、聞き従わなかった。

結局は不信仰によって滅んでしまい、約束の地カナンに入る事が出
来なかった。サウルも、王の地位につくと御声に聞き従わなかった
ため、「持っている人は更に与えられ、持っていない人は持ってい
ると思うものまでも取り上げられ」てしまった。御言葉を聞く姿勢、
態度は重大な結果に至ってしまう。

種蒔きのたとえと結びつけられている。「みことばを聞いて受け入
れ」て行くなら豊かに結実する。聞き流すのでなく、信仰に結びつ
けて、従う事が大切だ。「信仰は聞くことから始まり・・キリスト
についてのみことばによる」信仰はキリストの言葉を聞くことから
始まる。

御言葉から始まるのであって、自分の思い、自分の言葉が幾らぐる
ぐるしても、信仰は始まらない。神に聞く事からではなく、自分の
都合の良い言葉から始まっているだろうか。自分の思い、自分の言
葉でなく、「神の言葉」に聞き従う時、神の支配が現実の生活の中
に現わされ、神の栄光が現わされて行く。聞き従う時に「持ってい
る人は更に与えられ」て行く。
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御言葉を信仰で受け取り従って行く中で、罪に気づき悔い改めたり、
主の助けや導きを与えられ、更に次へと信仰を加えられる。いのち
の御言葉を信仰で聞き、備えらている今日の祝福を受けとろう。