2015年01月30日(金)

「なんと幸いなことでしょう。その力が、あなたにあり、その心の中にシオンへの大路のある人は。彼らは涙の谷を過ぎるときも、そこを泉のわく所とします」詩篇84:5 



人生において、平穏無事がすべてなのではない。辛い事や苦しい事、
理解に苦しむ事が起こる。そこには「涙の谷」があり、悲しみにく
れることがある。未信者にもクリスチャンにも同じように起こる。
しかし、神を信じる人は、どんな悲惨な事、どんな悲しみと苦しみ
の中にも神を認めて行く。

そのまっただ中に神がおられ、そこでこそ、まことに生ける神の愛、
慈しみ、助けを実際に体験して行く。神を信じない人はどんな奇跡
的な素晴らしい事があっても、そこに神を認める事は決して無い。
信じる人はどんな出来事が起きても、そこに神を認めて行く。
どんな問題や悩みが来たとしても、神を信じているから、そこを泉
の湧く所として行く。

その問題の中に神を見、神に出会って行く。だからこそ涙の谷も、
神に出会い、神を深く知る機会となる。その泉は溢れ出て、周囲の
人も潤して行く。そして、「初めの雨もまたそこを祝福でおおい」
そこに祝福の雨を降らせて下さる。「彼らは力から力へと進み・・
神の御前に現れます」

そして、悲しみと苦しみに沈み込み、埋没してしまうのでなく、主
から上よりの力を受けて、必ず前進して行ける。その悲しみや苦し
みの中で、主が現れて下さって、親しくお会いすることができる。
涙の谷を通るが、そこには主がおられ、光があり希望がある。
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どんな中でも主がおられると知って生きることは、なんと幸いな生
涯だろう。起きる問題の一つ一つに主の助けや慰めを感受していけ
る。力から力へと進めることを信じていたい。