2015年02月27日(金)

「わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それはあなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり」ヨハネ15:16



ある人が仕事でプロジェクトを起ち上げていたが、行き詰まってし
まった。どうにもならず、暗礁に乗り上げ、何の方法も無いように
感じた。しかしその事業は、主に祈り、主に導かれて始めた事であ
った。どうしてよいかわからず、自分の限界、自分の無力に打ちの
めされた。

主の御前に心を静め、祈ろうとした。心の思いをことごとく打ち明
けた。御声を聞こうと、御言葉を読んでいた時に「あなたがたがわ
たしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び・・任
命したのです・・実を結び、実が残るため・・」の言葉が心に迫っ
た。主がこの仕事に自分を選び、任命して下さったことが、新たに
された。

自分が何とかしなければと、「自分が」「自分が」と頑張って力尽
きた姿が見せられた。「自分が選んだのでなく、主が選んで下さっ
た」、「主が」そこに平安と安堵が来て、その時、自分自身と状況、
又、今後を今一度明け渡した。すると不思議な事に、思い煩いと恐
れが消えて行った。

とにかく、目の前の一つ一つを、主に従ってゆけばよいと思え、気
持ちが楽になった。祈りつつ、主が導かれる通りに従って行った。
その時、目の前の道が、開かれて行き、「主の山に備え」があるこ
とを一つ一つ体験した。今、もし行き詰まっているなら、あなたが
神を選んだのではなく、神があなたを選ばれたことに立ち返ろう。
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上手く行っているときは、自分は信仰によって支えられていると思
え、そうでなければ神は遠く離れているように思える。そうではな
く神が選んで、最悪の中で手を放なさず傍にいてくださっている。