2016年06月29日(水)

「わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え・・」エレミヤ33:3 



ある人が、悪意ある批判を受け、非常に傷つき腹が立った。怒りが
湧いて来る。思いが巡る。「気にするな」「〃」と言う自分がいる。
「まあ主はご存じだし、いいや」と思う。反面、面と向かって、一
言言わないと気がすまない。ガツンと言うべきだと言う自分がいる。
どうして良いかわからない。心は苦しく、悶々状態で帰宅し、祈ろ
うと御前に静まった。

そして、自分の気持ちをあるがまま、主に告げた。心の内を打ち明
け、祈っていた。すると、ふっと心の中に「悪をもって悪に報いず」
との御言葉が浮かんで来る。「侮辱をもって侮辱に報いず、かえっ
て祝福を与えなさい。あなたがたは祝福を受け継ぐために召された
のです」。聖書を読もうと開くと「あなたがたを迫害する者を祝福
しなさい。祝福すべきであってのろってはいけません」

「だれに対してでも、悪に悪を報いることをせず・・すべての人と
平和を保ちなさい」「悪に負けてはいけません。かえって、善をも
って悪に打ち勝ちなさい」次々と臨んで来る御言葉によって、あん
なにいきりたっていた心が、すうっーと落ち着いて平安になってし
まった。

落ち着くと、自分の側にも配慮が足らず、自らの至らなさも自覚で
きた。そして学べた事を感謝できた。あなたの、その悶々を「わた
しを呼べ。わたしはあなたに答え・・」と言われる主に、そのまま
御前に注ぎ出そう。主は受け止め、御心へと導いて下さる。
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何と心強くさいわいな御約束だろう。嵐の中で現状を訴えていると
いつの間にか心が凪いでいる。悔い改めること、脱出の道、新しく
力から力へと歩めるよう、みな主が教えてくれる。