2016年10月30日(日)

「イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行ない、 ご自分の栄光を現された」ヨハネ2:11



カナの結婚式でのこと、途中でぶどう酒が無くなった。それを知っ
たマリヤは、無い!大変だ!と騒ぐでなく、慌てて、しもべに買い
に行かせるでなく、自分で動き回らずに、又、思い煩わずに、まず
主に「ぶどう酒がありません」と告げた。主に告げさえすれば、主
がこの窮状を解決する事ができると信じていた。

その時、主は「わたしの時はまだ来ていません」と答えられた。そ
れは、わたしの時とわたしの方法がありますから、ということだ。
マリヤは、主が必ず事態を良きに収められると信じたので、手伝い
の者たちに、あの方の言われることを何でもするようにと伝えた。

すると主は「水がめに水を満たしなさい」と言われた。水がめに、
水を?必要なものはぶどう酒だが??しかし彼らは、主の言われる
通りに従った。大きな水がめ6つ、大変な作業だ。すると「さあ、
今くみなさい」との指示。そして宴会の世話役に持って行けと。

主の言われる通りに持って行くと、上等のぶどう酒に変わっていた。
主は、ご自分の栄光を現され、弟子たちは主を信じた。ここで、学
ぶ事ができる。問題が来た時は、まず「イエスに向かって」祈るこ
と、そして主の示しを待ち、自分の思いと違っても、示された通り
に従う事、そうするなら神の栄光を見る。

聖書で、ぶどう酒は喜びの象徴だ。そのぶどう酒が無くなってしま
った。しかし、主の言われる通りに従う時、味けない水が、喜びの
芳香のぶどう酒に変えられる。言われる通りに、従ってみよう。
みわざが成され、御霊の喜びを経験して行く。

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窮状の時は、自分で動かず、思い煩わず、まず主に祈り、主の導き
を待ち、示された事を行なって行くことを教えられる。どうしても
肉は自分で何とかしなければと、動こうとし、思い煩いにはまる。
「まず主に」持って行く時、みわざを見て行く。