2016年11月29日(火) 「私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです」エペソ6:12
「私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです」エペソ6:12
ある人に突然、かなりの高給を約束された仕事が舞い込んだ。能力 のある人だった。しかしその職場は遠方で、転居の必要があり、ど うすべきか悩んだ。周囲は反対した。指導者も反対した。今は、今 の場所で、霊的にもっと養われた方が良いと。うすうす自分自身も 今の場で、養いを受けた方が良い、それが御心なのではと思えた。 信仰生活を考えた時に、現在の生活基盤を大事にし、今は動くべき でないと。しかし目の前の誘惑は大きかった。収入よりも、自分の 能力が生かせる事が一番の魅力だった。まさに願っていた仕事だっ た。それが目の前に来て、誘惑に勝てず、新しい仕事を選び、引っ 越した。 その結果、高給だが、仕事は高度で、且つ時間的にも非常にハード なものだった。深夜に及ぶ事もあり、段々心身ヘトヘトに消耗する 日々となった。その内、教会へ行けなくなってしまった。心も主か ら離れて行った。しかしその後、主は見放されず、刈り取りと共に、 主に立ち返らせて下さった。 私たちも一人一人にピッタリの誘惑が来る。苦いものなど誘惑にな らない。魅力的で、心に甘くて、願望に合致していて、強く心惹か れ、抗することなど出来ないように思えてしまう。サタンの狡猾、 巧妙な攻撃をよく踏まえて、御霊の識別が与えられるよう祈ろう。 特に自分の弱い部分をよくわきまえ、そのところを祈っていよう。 ---------- 一日の初めにサタンを識別できるよう祈ろう。そう思っていても すぐに忘れてしまう。それこそサタンの思うつぼだ。主からの御 声かサタンの誘惑かわからないことは多い。すぐ主に尋ねよう。