2018年03月30日(金)

「主よ。私をあわれんでください。私は衰えています。主よ。私を いやしてください。私の骨は恐れおののいています」詩編6:2



ダビデは何か重い病にあったようだ。「衰えています」「いやして
下さい」「恐れおののいています」と祈っている。そして、嘆きで
疲れ果て、涙がとめどなく溢れて来ると。泣いて、泣いて、訴えて
いる。私たちもダビデと同様に、身体の痛み、心の傷み、様々な苦
しみを経験する

。今も苦しい問題や、不安と恐れの中にいるだろうか。行き詰まっ
て、絶望状態だろうか。ダビデと同じように、主に向かって祈り、
主に知っていただこう。人に言え無い事を、主に何もかも吐き出し、
打ち明け、聞いていただこう。泣いて、泣いて、心の底を訴えよう。

悲しみの涙、怒りの涙、痛みの涙、自己憐憫の涙、様々な涙を主に
向ける事ができる。ダビデはそうやって心の内の嘆き、悲しみ、苦
しみをことごとく主に告げて行った時に、「主は私の泣く声を聞か
れた」「主は私の切なる願いを聞かれた」「主は私の祈りを受け入
れられる」との叫びになり、心が変えられて行った。

祈りが受け入れられ、祈りが聞かれた確信へと、喜びへと変えられ
た。私たちもダビデのように、主の御前で、嘆いて嘆いて、泣いて
泣いて、心の内を主に告げよう。「私をあわれんで下さい」「私を
助け出て下さい」「私をお救い下さい」の祈りが答えられる事を知
る。目の前に問題があれば、思いも感情も、主のもとへ持って行こ
う。愛し、慈しみ、受け止めて、御心へと導いて下さる。

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思いも感情も、あらゆる気持ちを、御前に注ぎ出す事ができる。誰
にも言えない思いを、主に、吐露する事が出来る。主は受け止めて、
応えて下さる。ありのままを告げて交わって行く時に、ありのまま
を愛していて下さることを実感として知って行ける。