2019年03月30日(土)

「イスラエル人は人の住んでいる地に来るまで、四十年間、マナを 食べた。彼らはカナンの地の境に来るまで、マナを食べた」出エジ プト16:35



主により苦難から救い出され、驚くべき奇跡により、エジプトを出
たイスラエルの民。「主に向かって歌え。主は輝かしくも勝利を収
められ」と主を讃え、大きな喜びを謳歌し主に感謝した。そして荒
野に出て3日間歩いた途端、「水が無い」との不平不満に変わった。

たった3日後だった。次には食物が無いと不満をモーセにぶつけた。
エジプトで死んだ方がましだとまで言う。主は答え、天からマナを
降らせ、夕にうずらの大群を降らせた。そしてこのマナは1日分だ
けと命じられた。従わずに翌朝まで残しておくと、虫がつき腐った。

命令通り朝ごとに各自食べる分だけ集めた。残ったものは、日が高
くなると溶けた。主は「朝ごとに」「各自」「食べる分だけ」と定
められた。これは信仰による従順の試しだ。どうだろう。1日分だ
けと言われても、密かに明日の分も、1週間先までも、集めるだけ
集めておきたい・・もし翌朝降らなかったら?主を信じなかったら、
そうしてしまう。

主は来る日も〃、荒野の40年間、毎日〃マナをもって養われた。こ
れは自力でなく、主により生かされているという事実を、身をもっ
て教え込もうとされた。「神が私を生かしておられる」「神により
生かされている」これを心底知る時に、思い煩いから解放される。

私たちもこれまでの40年養い続けられたのではないか。主に信頼し、
御声に従う訓練が、私たちにも来る。言われた通りに従って行く時
に、信頼関係が深められて行く。

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民は、荒野の四十年間、一日も欠ける事なく毎日毎日マナにより養
われた。必ず必要を満たして下さる。私たちも今までどんな時にも
養われて来た。御言葉に従う時に、不思議が起きて、主のみわざを
見る。その繰り返しの中で、信頼関係が深められ、強められて行く。