2019年12月30日(月) 「さあ行け。わたしがあなたの口とともにあって、あなたの言うべきことを教えよう」出エジプト4:12
「さあ行け。わたしがあなたの口とともにあって、あなたの言うべきことを教えよう」出エジプト4:12
モーセが、荒野で羊を飼っている時に、神により召し出された。8 0歳だった。エジプトで苦役にあるイスラエルの民を救い出すよう にと。しかしモーセは戸惑い、気後れした。昔40歳の時に、同胞を 救おうとして失敗していた。そのためミデヤンの地に逃げて来たの だ。以前失敗したのに、ましてや、この歳になって、何もない、一 介の羊飼いの自分に、何ができると言うのか。 到底、考えられない事のように思える。しかし神は「わたしはあな たとともにいる。これがあなたのためのしるしだ」と。そしてモー セの不安や問いに答え、一つ一つと不安を埋め、説得して行かれる。 神ご自身が、あらゆる不思議でエジプトを打ち、民を去らせるよう にすると。目の前で奇跡をされた。モーセの杖を蛇に変え、ふとこ ろに入れた手をらい病にし、元に戻された。 だが、尚もモーセは、自分は言葉の人ではないと、尻込みする。す るとわたしが口にあって、言うべき事を教えると。そのままで良い。 神ご自身が成し遂げると。結局、神はアロンを備えられた。自分の 知恵と力で行くのではない。神が「行け」と言われたからには、す べての知恵、判断、必要な力を与えて下さる。神が常にともにおら れ、神ご自身がみわざをすると。 もし、神があなたを何か新しい事柄に召しておられるなら、神を信 じて、一歩を踏み出そう。又、今の遣わされた場に、神は共におら れ、あなたを用いて、みわざを成し遂げられる。 ------------- 自分の力で生きようとすると無理だ、駄目だと思ってしまう。主に 生かされ、主と共に生きる人生だと一歩踏み出すとき、思いもしな かった世界に導かれる。「さあ行け」の神のお言葉に従おう。