2020年02月28日(金)

「主は、あなたを苦しめ、飢えさせて・・人はパンだけで生きるのではない、人は主の口から出るすべてのもので生きる、ということを、あなたにわからせるためであった」申命記8:3



ある老齢の信仰者が証しした。「今までの歩みを振り返る時に、
“わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あ
なたがたの道と異なる”の通りだった。自分の思い通りでは無いど
ころか、思い通りにならない事の方が多かった。だが“人の心には
多くの計画がある。

しかし、主のはかりごとだけがなる”の通り、自分のプランが様々
あったが、確かに『主のはかりごと』が成って来た。自分の思う通
りにならないので、いら立ち、混乱し、失望し、他と比較してひど
く惨めになったり、自己憐憫に陥ったりした。しかしそれは自我が
砕かれる時であった。

自分の願う道は閉ざされたが、不思議に目の前に別の道が開かれ、
結果的に遙かに良い、成長の道へ導かれて来た。自分が真に生かさ
れる道であった。まさに万事益であった。自分の思い描いた人生と
は全く違うが、主の思い描かれた人生を歩めて来たのだと。これが
主が「私のために」備えて下さった人生であり、私へのご計画だっ
たのだと、満足感でいっぱいだ。ただただ感謝でならない。

人生の最後に来て、主は最善をされると見せられ、深い感謝と喜び
に溢れている。主に従う人生は紆余曲折があり、様々な苦しみ悲し
み、試練があったが、それだからこそ、主を知り、人は御言葉によ
って生きる事を身を持って経験できたのだと。
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自分のプランに固執している日々は苦しみの連続だったが、主に明
け渡した先に、思ってもいない祝福の展開が待っていた。くり返す
失敗を通して、主は忍耐深く教え続けてくださった。