2021年06月29日(火) 「確かに、私たちは見るところによってではなく、信仰によって歩んでいます」Uコリント5:7
「確かに、私たちは見るところによってではなく、信仰によって歩んでいます」Uコリント5:7
私たちの日常を振り返る時、どうだろう。目に見えるものに、大き く影響されていないだろうか。見えるものには、甚大な影響力があ る。突如の事態が起きると、目に見える状況に飲み込まれてしまう。 そして主が飛んでしい、すぐに主の約束から目が離れてしまう。病 気、けが、経済的苦境、辛い対人関係、仕事上の悩み・・目の前の 問題で、不安と思い煩いでいっぱいになる。 問題ばかりが大きく見えて、目には見えない、主と御言葉が見えな くなる。又、心からの願いである、家族や親族の救いはどうだろう。 いつの日か、あり得るのだろうかと疑ってしまう。そんな時こそ、 目に見える状況でなく、主の語られる御声に耳を傾けよう。祈りの 中で、御言葉を聞く中で、主と交わる時に、語りかけて下さる。そ して励まして下さる。 アブラハムは「サラによってひとりの男の子を与える」との言葉を 受けた。だが、自分はもう100歳であり、サラも90歳で子どもを産 めない胎になっていた。そのため、ハガルが産んだイシマエルが、 御前で生きながらえますようにと言うと、「いや。あなたの妻サラ が、男の子を産む」と。その時、アブラハムは、目の前の状況と全 く相反する主の約束を受けた。常識でもあり得ない事だ。 彼は、肉の目には見えない、主の約束の方を信じる事を選択した。 そして感謝する事を選んだ。そして不信仰により、主の約束を疑う 事をしなかった。信仰がますます強くなり、主に栄光を帰し、主は 約束を成就される事を堅く信じた。するとその通りに成就した。主 の言葉は永遠に立つ。御言葉の方を信じ、握っておれるよう祈ろう。 ------------ 頭ではわかっていても、目の前の状況に反応し心はすぐに動揺して 不安になる。けれど祈りによって励まされ、御霊を通して慰められ る。だから私たちはいつも心強い。御約束を握って待ち望もう。