2021年07月30日(金)

「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい」ピリピ4:4



楽しいハピーな時は、誰でも喜べる。受験合格、入賞や祝い事、昇
進、大好きな趣味、楽しいイベント・・しかし、ここで言う「喜び
なさい」というのは、単なるハピーな出来事による、ハピーな気分
なのではない。それなら、楽しい喜ばしい事柄があれば、喜べるが、
「いつも」喜ぶ事など不可能だ。有り得ない。

感情は状況によりコロコロ変わる。嫌な事があれば、暗くなり、心
はふさぎ、落ち込み沈む。又、人から批判攻撃されると、怒りが湧
き、敵対心や復讐心で悶々状態だ。又、不合格や病気や離別、悲し
い状況に遭遇する事もある。涙が溢れ出る。感情は、状況によって
激しくアップダウンする。厳しい状況の中で、喜んでなどいられな
い。

しかしここでは「状況にあって」喜べではなく、「主にあって」喜
べと言っている。喜べない時は、何を見ているだろうか。目の前の
状況や人や自分を見ている。目に見えるところを見ている。その目
を、そこから離して、主の方に向けよう。その主は、常に共におら
れ、弱い、ありのままの私を受け入れ、何があっても決して変わる
事のない愛で愛し、慈しんで下さっている。

痛い、辛い事があるが、無駄な事は一つもなく、主に行き当たりば
ったりは無く、綿密なご計画を持たれ、私の益のために与えて下さ
っている。砕き、訓練し、整え、成長させて下さるためだ。主には、
しようとする事があり、最善をして下さる。だから「主にあって」
感謝できるし、喜べる。
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いつも主にあって喜びなさいの御言葉は力だ。辛い中にあっても
主を覚え、落ち込まず不思議に上を向ける。主の最善の摂理を信じ
主には目的があると知っているからだ。喜んでいよう。