2021年09月29日(水)

「ところが・・沈みかけたので叫び出し、『主よ。助けてください」と言った」マタイ14:30



主が強いて弟子たちを舟に乗り込ませられ、向こう岸に向かわせ
られた。そして主は祈るために、一人で山に登られた。主の御心
に従って、漕ぎ出した弟子たちは、途中で大きな嵐に遭った。御
心に従って、嵐に会った。もう湖の真ん中に出ていて、岸にも戻
れる距離でもなく、大変な向かい風で波に悩まされ、悪戦苦闘し
ていた。

もう遭難しそうな状況だ。真っ暗闇の中で、小舟の下の板一枚で
命が繋がっていて、どんなに恐怖で、絶望的だったろう。私たち
もどうだろう。よく祈って、主の導きと信じてスタートしたプラ
ンやプロジェクト、叉、仕事や働きの中で、ひどい向かい風に、
試練に遭う。叉、宣教活動や、家庭問題、個人的問題でも、厳し
い向かい風に遭う。

そこに主が来られ、おびえる弟子たちに「しっかりしなさい。わ
たしだ。恐れることはない」と。何という力強い言葉だろう。何
の心配も無い。主は必ず助けて下さる。その時、ペテロが主のも
とへ行きたいと願った。主の招きを受けて、湖の上を歩く。とこ
ろが溺れそうになり「主よ。助けて下さい」と叫んだ。すると主
は、瞬時にペテロをつかんで助けて下さった。

ペテロが、主に呼ばわったその叫びに、すぐ応答して下さった。
私たちも、即、主に求める事が大切だ。ペテロは溺れて死ぬばか
りの恐怖に、叫んだ。自分で泳げたなら、助けは求めない。私た
ちは自分で泳ごうとしているだろうか。それとも他の方法をあれ
これ画策しているだろうか。そうでなく「主よ。助けてください」
と主に呼ばわろう。
------------
恐れや不安で、主よ助けてください!と叫ぶばかりの歩みではな
いだろうか。無力な私達のためにも主は祈ってくださっている。
現状から主に心を向け主を呼ぼう。