2003年01月30日(木)

「人に見せるために人前で善行をしないように気をつけなさい・・人にほめられたくて・・施しをする偽善者たちのように」(マタイ6:1)


 もし、施しが人からの賞賛を受けてしまえば、
もう天での報いは無いですよと言われる。
この世で報いを受けてしまったのだから、もし、
あなたが天で溢れるほどの豊かな報いを望むな
ら、人前で善行をしてはならない。人の賞賛、
人前での行為の、真の動機は自分のための名誉
と賞賛だ。貧しい人に真の関心があるのではな
い。与える人の事ではなく、自分の事を考えて
いるに過ぎない。一番の関心が「自分」なのだ。
良い事を悪い動機でする事がある。十分気をつ
けねばならない。神の栄光の現われる施しは、
受け手が誰から与えられたか知らない事だ。
自我が、自分というものが、施しという聖なる
行為に隠れて、大手を振っている。
一切人に知られない時、この自己顕示欲から守
られる。隠れて善を行え。