2023年01月30日(月) 「ところが、マルタは、いろいろともてなしのために気が落ち着か ず、みもとに来て言った・・」ルカ10:40
「ところが、マルタは、いろいろともてなしのために気が落ち着か ず、みもとに来て言った・・」ルカ10:40
あなたは、今、多忙だろうか。なすべき事が山積みだろうか。マル タも、目の前の忙しさに、てんてこ舞だった。「気が落ち着かず」 平安無く、イライラピリピリし、心が乱れてしまっていた。主と弟 子たちを家にお迎えしたのだが、家をきれいに掃除し整えた事だろ う。主と12人の弟子たちの足を洗い、対応し、13人の食事準備に手 いっぱいだった。 美味しい食事をと、力が入り、懸命に料理した事だろう。人数も多 く大変だ。客をもてなす事は、尊い、大切な働きだ。しかしマルタ は、目の前の事に心を奪われ、あれもこれもと思い煩いで一杯だ。 夕食の時刻も迫る中、思うようにはかどらない。焦ってイライラす る。ふと見ると、マリヤは何もせずに座っている。 自分一人が忙しい目をしていて、手伝いもしないマリヤに怒りがわ いてくる。更にこの状況を許している主に「何ともお思いにならな いのか」と詰め寄る。そして自分の手伝いをするよう、妹に言うよ う、主に指図をする。せっかくの主へのもてなしが、とんでもない 事になってしまった。私たちもしばしば陥ってしまう。仕事や家 事、教会での奉仕に、多忙過ぎて、喜びも平安も失っていないだろ うか。 いら立ち、人を責め、裁く心が出て来たなら要注意だ。ちょっと手 を止め、立ち止まって、主を見上げ、主と交わろう。目を主に向け て、焦り、苛立っている心を、平安の無い状態をそのまま告げよ う。主の霊に触れる時、必ず心が新たにされる。喜びと平安が戻 り、リフレッシュされる。主を呼び、ありのままを話そう。 ------------ なぜマリヤは手伝いもせず主の傍にいるのかと、マルタに共感する 自分がいるが、目の前に来る状況や自分の気持ちと戦い、一番大切 なことを守れるよう祈っていたい。