2023年09月29日(金)

「私たちは、自己推薦をしているような人たちの中のだれかと自分 を同列に置いたり、比較したりしようなどとは思いません。しかし、 彼らが自分たちの間で自分を量ったり、比較したりしているのは、 知恵のないことなのです。」Uコリント 10:12



私たちは普段、気づかないかもしれないが、人や自分を、どんな物
差しで評価しているだろう。この世の価値観では、見えるところの
能力によってだろうか。就職試験に行き、あれも出来ない、それ
も、これも出来ない、何も出来ないと言えば、不合格間違い無し
だ。クリスチャンにも根深く培われた、古い生まれつきの価値観が
ある。

そのため、自分の出来る事に、能力に、拠り所を見い出そうとし、
自分のアイデンティティをそこに置く。すると暗闇に陥ってしま
う。肉の力で頑張ろうとし、それを評価されたい、認められたい。
又、肉の力で頑張ると、必ず出来ない他者をさばく。自分は頑張っ
た結果なので、出来ていないと、努力していないとしか見えなくな
ってしまう。そして又、肉で歩むと、天を仰ぐ事を忘れるので、上
でなく、横しか見えない。

その結果、他者との比較に陥ってしまい、絶えず比較して、上がっ
たり下がったり、シーソーの歩みになる。主と、み言葉が抜け落ち
ると、見えるところの他者との差異でしか、自分を量る方法が無い
ので、比較で生きてしまう。今、どこを見て生きているだろう。比
較の根深い価値観がある事を覚え、絶えず御霊により軌道修正して
頂こう。御霊は気づきを与えて下さる。

ペテロが、主からどのような死に方をして神の栄光を現わすを示さ
れた時、ヨハネが気になり「この人はどうですか」と聞いた。する
と主は、ヨハネはあなたに何の関わりがあるか。「あなたは、わた
しに従いなさい」と。上を見上げ、御心を行なう事に集中していよ
う。
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周囲がどうかで自分の幸せが変化して見えすぐに喜びが消える。本
当に不安定な者だ。でも自己推薦は不要だ。弱さのままで、もう主
は愛してださっている。主に支えられている恵みを覚えて、しっか
りと上を見上げていよう。