2023年12月30日(土)

「主よ。いつまでですか。あなたは私を永久にお忘れになるの ですか・・いつまで私は自分のたましいのうちで思い計らねば ならないのでしょうか」詩篇13:1


この詩篇13篇の中には、4回の「いつまで」が出て来る。「主よ。
いつまでですか」「いつまで御顔を私からお隠しになるのですか」
「いつまで私は・・思い計らなければ」「いつまで敵が・・勝ちおご
るのか」。主は御顔を隠しておられて、私は悲しい。「私の心には、
一日中、悲しみがあり」と。敵は高ぶって攻撃してくる。厳しい試
練の中だ。

人は、試練の終結の時が、解放される時がわかっていれば、い
つまでかがわかっていれば、忍耐できる。しかしいつまで続くの
かわからない、先が全く見えない状況ほど苦しいものはない。私
たちも試練の最中は、真っ暗闇のトンネルの中で、全く出口が見
えない。光が見えない。いつ終わるのか見えないと、更に苦しみ
となってのしかかる。

ダビデはこの苦しみを、率直に、ありのまま主ににぶつけている。
こういう時は、苦しみや悲しみ、嘆きを主に吐き出す事だ。「自分
のたましいの内で思い計る」、自分が、自分の思いの中で計り、
自分の思いに立つ所から苦悩が来る。「私の目を輝かせてくださ
い」と祈っている。自分でどうこうでなく、御霊の光が来る時、視点
が変えられる。自分中心の視点から、主に焦点が合ってくる。

主の視点で見た時に、状況は変わらないが、突然変化した。「あ
なたの恵みに拠り頼みました」と。そして「私の心はあなたの救い
を喜ぶ」「主に歌を歌う」と。喜んで賛美できた。大転換だ。視点
がどこにあるかだ。今、あなたが厳しい試練の中なら、主の視点
に立てるよう祈ろう。「私の目を輝かせて下さい」と。

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祈りが飛んでしまい、自分で何とかしようとする時に、落ち込んで
行く。平安が失せ、喜びが消え、暗く、不安の中だ。すぐに主のも
とに行き、正直に交わる時、必ず引き上げられ、導かれて行くこと
を繰り返し〃経験して来た。ありのままを告げてみよう。