2024年01月30日(火) 「わが神。私はみこころを行なうことを喜びとします。あなたのお しえは私の心のうちにあります。」詩篇40:8
「わが神。私はみこころを行なうことを喜びとします。あなたのお しえは私の心のうちにあります。」詩篇40:8
あなたにとって、幸せとは何だろう。順風満帆の人生だろうか。家 内安全、商売繁盛、受験は合格、畑は豊作、病気やけがが無いこと だろうか。とにかく悩みや問題の無い、平穏無事な人生だろうか。 自分の願望が叶い、したい事を成し遂げられて行くなら、幸せだろ うか。だが、どうだろう。 ザアカイは、富が幸せをもたらすと信じ、同胞からの嫌悪もわかっ た上で、取税人のトップに昇りつめた。金持ちになったが、心は空 虚だった。喜びも平安も無かった。サマリヤの女性も男性が幸せを 与えてくれると、男性を求め、5回の結婚離婚を繰り返した。しか し決して満たされる事は無かった。 自己実現や生きがいを求めて、仕事に趣味にと、様々な事柄を巡る 人々を見る。あれなら、これならと、心の隙間を満たそうとするの だが、心は埋められず、更に渇くばかりだ。人が強く求めるのは、 「愛、喜び、平安」だ。これらが喉から手が出るほど欲しい。しか しそれ自体を、どんなに求めても得られない。これは御霊の「実」 であり、「結実」であるからだ。 「神の国とその義とをまず第一に求めよ」自分の欲望、願望第一で なく、主を第一に求める時に、与えられる「実」だ。自分の欲望を 充たして行くのでなく、その自分を明け渡して、主の御心を求め、 歩む時に初めて、心の満たしを経験して行く。そして求めているも のが、与えられて行く。主のお心を求めて行く時に、自分が満たさ れて行く。 ----------------- 自分の欲望に従って生きられたらと思っても、肉の欲望に満足があ るだろうか。引っ張られ流されていく。主に守られ、主と共に歩む 生活はいのちと平安だ。神の国と義を求め続けよう。