2024年04月29日(月)

「あなたがたが足の裏で踏む所はことごとく、わたしがモーセに 約束したとおり、あなたがたに与えている。」ヨシュア1:3



イスラエルの民は、モーセにより苦難のエジプトから導き出され、
40年間、荒野を旅をした。そしてついに約束の地カナンを目前にす
る。そこにまで到達した。モーセの死後、主は、ヨシュアをリー
ダーに立てられ、そして命じられた「今、あなたとこのすべての民
は立って、このヨルダン川を渡り、わたしが・・与えようとしている
地に行け」と。

「あなたがたが足の裏で踏む所は・・モーセに約束したとおり、あな
たがたに与えている」と。主は、その地をすでに与えていると約束
されたが、約束はあるが、実際に自分のものとするには、「足の裏
で踏」まねばならなかった。つまり具体的な行動が必要だった。民
は戦って、その土地を勝ち取らねばならなかった。

ただ待つだけで、祈っているだけで、もし具体的行動が無ければ、
所有する事が出来ない。実際に入って行き、足の裏で踏まねばなら
なかった。これこそが「信仰」だった。私たちも同様だ。主は、私
たちに約束を下さる。それを所有するには、約束の言葉を受け取
り、実際に行動しなくてはならない。その時、現実に手に入れる事
になる。

約束が与えられているのに、この実行に欠けるために、多くのもの
を未だ所有していないだろうか。あなたも「今、立って、行け」と
言われているだろうか。祈りの座から立ち上がり、実際に行動を起
こすようにと。信仰をもって一歩踏み出そう。そうする時、主の約
束を現実のものと受け取ることができる。
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示されているのにぐずぐずしていると、導きに靄がかかって信仰が
揺らいでくる。自分の確信より信仰ではないか。示されたなら行動
しよう。一歩、また一歩、主の祝福を受け取りに行こう。