2024年10月30日(水)

「・・すべて王が命じたとおりにした。その後、神はこの国の祈りに 心を動かされた」Uサムエル21:14



ダビデの時代に、3年間続いた飢饉があった。その時にダビデは、
飢饉があったという事実だけでなく、「この飢饉はなぜですか」と
主に御心を問うている。ただただ豊作になるようにと、求めたので
なく、この事の原因を問うた。この祈りは、主の心にかない、すぐ
に答えられた。

「サウルとその一族に、無実の血を流した罪がある。彼がギブオン
人たちを殺したからだ」と。イスラエルはギブオン人と盟約を結ん
でいたのに、サウルは熱心の余り、彼らを殺すという罪を犯してい
た。その罪を主が明らかにするために、ききんを起こされた。そこ
でダビデは対処するために、ギブオン人たちを呼んで、何をすれば
よいのか、何を償えばよいのかと問うた。

そして彼らの願い通りに、ダビデはすべての償いを果たした。「そ
の後、神はこの国の祈りに心を動かされた」。ダビデが御心を尋ね
ると、サウルと一族の罪が示され、その償いをきちんとした時に、
主は祈りに目を留められた。罪は祈りの障害となる。

「あなたがたの咎が、あなたがたと、あなたがたの神との仕切りと
なり、あなたがたの罪が御顔を隠させ、聞いてくださらないように
した」と言われ、罪が、祈りをさえぎってしまう。幾ら祈っても答
えが無い時には、立ち止まって、主の御心を伺おう。主はその祈り
に答えて、御心を示し、祈りを軌道修正し、正しく導いて下さる。
そして祈りは答えられて行く。祈りを点検してみよう。
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主は必ず最善の答えをくださる。今、叶えられない祈りは、私達の
側の受け取る準備が整っていないためかもしれない。主に尋ね求め
ながら、示されたことに従って行こう。