2004年07月30日(金)

「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである」(Uコリント12:9)



 パウロには「肉体のとげ」が与えられていた。このとげさえなければ、もっとよく主に仕える事ができる。この障害を取り除けて欲しいと、切なる願を主に献げた。パウロはこの事を自分で何とかしようとせずに、主に頼み祈ったのだ。主はその答えとして、とげを取り除くのではなく、この厳しい苦しみに耐えられるように恵みを与え強めて下さった。それがある事により、神に頼り、よりよく神のために働け、栄光現われるというのが神のお考えだった。私達にも、これさえ無ければ、こうで無ければ、もっと自由にもっと神のために働けるのにと思うそのところにこそ、神が特別に共におられ、臨在でおおって下さる。弱さ、無力は神の栄光の現われる所。
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もっと積極的な性格であったなら、もっと若かったなら、もっと才能があったなら…不満に思うそこの所を具体的に祈ってみよう。自分の中のゆらいでる所に神様の力が満ち、神様が共におられることをその中で知る。