2006年11月27日(月)

「この息子は、死んでいたのが生き返り、いなくなっていたのが見つかったのだから」ルカ15:24





家を出た時も、その前も、家
にいた時から、弟息子は死ん
でいたのだ。放蕩したから死
んだのではなく、その前から、
すでに父との関係が失われて
いた。父は変わらない愛でず
っと愛していたが、息子の心
が父から離れてしまっていた。
父は身体だけつなぎ止めても
無駄とわかっていて、したい
ようにさせてやった。息子は
放蕩と自由をはき違えたが、
どん底まで行き、行き詰まり
自らの無力を思い知り、自分
から自発的に、自由意志で父
のもとへ帰った。悔い改め、
父との関係が生き返った。
私達クリスチャンも、何度も
父のもとを離れる。自分の欲
望に生きてしまう。父に顔向
けが出来ない。どの面下げて
帰れるのか。少しはましにな
ってから帰ろうとする。
しかし、父は何を喜ばれたの
か。息子が帰った事だ。父は
どんな状態であれ、帰る事を
ひたすら待ち、大喜びして下
さる。いつでも立ち返れる。
私達の弱さをご存じだ。何度
でも立ち返ろう。両手を広げ
て帰る事を待っておられる。
今も離れているなら、今すぐ
帰ろう。
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私達はだめなところばかり、
いつも罪を示されているが、
何度でも神様は赦して下さる。
赦して赦して愛していて下さ
る。その神様の愛の中に今週
も留まっていよう。