2007年07月30日(月)

「神のみこころのことは、神の御霊のほかにはだれも知りません」Tコリント2:11



人は砕かれない限り、自分の思いは
正しいと信じている。今までそれで
うまく行き、成功して来たからだ。
だから、自分の思いの中、肉の知識
の中で神を見い出そうとしてしまう。
それで、雲をつかむようで、わから
ない。聖書を読む時に、一応「罪」
ということが書いてあるのはわかる
が、「そんな心の内側の事まで、そ
んな事を言ってたら、誰もこの世界
で生きてなんか行けない」と常識は
ずれに思ってしまう。この自分の思
い=肉の思いで、聖書を読むので、
御言葉がどうしてもわからない。神
に従うようにと記されてある箇所も
「こんな事していたら、この世の中
生きて行けない」と肉の思いが入る。
あなたもこの肉の思いに気づくだろ
うか。今までずっと強固な肉の思い
の中で生きて来たので、その肉が虚
しいなどと決して思わない。その肉
の思い=人間的な思いで、神を知ろ
うとするので、全く霊的なことがわ
からない。様々な事態が起こり、行
き詰まり、砕かれる時、初めて自分
の思いは虚しく、自分は間違う者で
あり、自分に頼ればとんでもない事
になると悟る。その時に自分の思い
を捨てる事ができる。その時に、御
言葉が実感としてわかる。心に響い
て来る。肉の思いを捨てるからだ。
自分の無力を徹底的に知る時が、実
は大きな恵みの時だ。自分の思いに
頼らないので、御霊が働く事ができ、
御言葉が心に入る。
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肉の思いと御霊の思いをバランスよ
く保って生きて行く事などできない。
この世の常識、非常識で上手く立ち
回わろうとする事をやめよう。御
霊に支えられる恵みがはじまる。