2001年08月30日(木)

   「欺きのはかりは主に忌みきらわれる。正しいおもりは主に喜ばれる」(箴言11:3)


 クリスチャン作家の三浦綾子さんが、ある時
銀行でお金を下ろした。帰宅後現金が僅かに多
い事に気づいた。行員のミスだった。
それを電車賃を自腹で間違い分を届けた。
当然の事として行った。近頃は自転車が鍵一つ
ではすぐ盗まれる。乗り捨てに使われる。
財布をお落として交番へ行くと帰って来る事は
期待しないでくださいと言われる。しかし、
聖書は神は正直であることを喜ばれると言う。
正しい事を行う者を祝福されるとある。私達は
人の前に生きる者ではなく、神の御前に生きる
者だ。私達は損得に生きる者でなく神のみここ
ろに生きる者だ。神からの賞賛が私達にとって
最も価値あるものだ。正直を神が喜ばれる。
いつも神を意識して正直であろう。
私達の生活にある正直さを通して、神の栄光が
この世に現されるように。正直には報いがある。
それは神の御前に平安な心であり、やましくな
い心。これは何ものにも代えられない。