2008年05月30日(金)

「カインのようであってはいけません・・なぜ兄弟を殺したのでしょう。自分の行ないは悪く、兄弟の行ないは正しかったからです」Tヨハネ4:12

アベルの献げ物は受け入れられ、カイ
ンのものは退けられた。カインは自分
が受け入れられなかった怒りで震えた。
神は正しく行なっていないと罪を指摘
された。そこで悔い改めて、献げ直せ
ばよかった。しかし、正しい献げ物を
したアベルにより、自らの罪が明らか
になり、嫉妬と怒りでカインはアベル
を殺害した。アベルの行ないは正しく、
自分の行ないは悪かったからだ。義人
は迫害を受ける。義人はそこにいるだ
けで、他人の罪を明らかにしてしまう。
悪口ざんまいの職場で、一人悪口を言
わないクリスチャンが、うとまれ憎ま
れる。悪口を言わないという、ただそ
の事で、周囲の罪をあらわにするから
だ。「世のものであったら、世は自分
のもを愛した。しかし、世のものでな
く、世から選び出されたので、世はあ
なたがたを憎む」噂話や悪口に同調し
ない人を、快く思わない。ダビデは、
主に信頼し従い、主の御心を歩んで行
った。ダビデがただ真っ直ぐに従えば
従うほど、サウルの不従順と罪があか
らさまになるのだ。サウルは、ダビデ
を見る目が疑いと嫉妬と歪み、ダビデ
を殺そうとする。人は主に従う人を見
る時、自分の罪が明るみに出される。
自分を否定される事になる。だから憎
しみが湧く。時に信仰ゆえの苦しみが
あるが、義のためである事を覚えてい
よう。
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敬虔に生きたいと思うなら迫害がある。
自らの罪ゆえでなく、義のゆえに、信
仰のゆえに、悪口雑言を言われるなら
喜べと言われる。意気消沈、落胆せず
に喜び踊れ、天で大きな報いがある
と。今日も主から目を離さないでいよう。