2008年07月30日(水)

「肉の願うことは御霊に逆らい、御霊は肉に逆らうからです。この二つは互いに対立していて、そのためあなたがたは、自分のしたいことをすることができないのです」ガラテヤ5:17 

              
        
肉は私達にとって心地良くて、快感が
あり、喜びがある。自分に敵対する人
がいるなら、肉は憎む方が心地良い、
快適だ。しかし、御霊に導かれる新し
いもう一人の自分はそうでない事を知
っている。赦し、愛し、相手のために
祈ることが神に喜ばれる事だとわかっ
ている。肉は、自分を傷つけた相手に、
何倍にしてでも報復したい、どうやっ
て仕返ししようかと怒り心頭だ。全く
相反する二つの心、二人の自分に心は
裂かれ、苦しいばかりだ。どちらもが
それぞれの方向へあなたを引っ張る。
御霊は新しい人に働きかけ、相手のた
めに祈るよう、赦すよう引っ張る。サ
タンは古い人、肉に働きかけ、仕返し
しろ、言い返せ、憎め、怒れと引っ張
る。自分の中でその二つの心が激しく
葛藤する。その時、自分で何とかしよ
うとせず、まず「わたしを呼べ」と言
われる神を呼ぶことだ。神に助けを呼
ばわるなら、御霊を選べるように助け
て下さる。そんな時、相手のために祈
る事が正しくて、そうしなければと思
うが、肉は拒否する。そんな事は絶対
にしたくない、嫌だ、と。自分の力で
は御心に従う事はできない。しかし、
自分にはできない事を認めて、神にま
ず助けを求めるなら、神が御霊の導き
の方を選択できるよう助けて下さる。
実生活で、神の助けを体験して行く。
・・・・・・・・・
自分では従うことが出来ない。不可能
だ。しかし、神に呼ばわり、自分には
出来ないと認める時、御霊が助けて下
さる。御霊が助けて下さるので、自分
が変えられて出来るようにされる。