2008年08月20日(水)

「すべての人が時と機会に出会うからだ」伝道9:11

信仰人生で「時」は大切だ。「天の下
では、何事にも定まった時期があり、
すべての営みには時がある」、すべて
に「神の時」があるからだ。マリヤが、
結婚のために少しづつ貯えた、何百万
とも言われる高価なナルドの香油のす
べてを主イエスに注いだ。主が十字架
にかかる前であった。マリヤがこの行
為をする事ができたのは、後にも先に
も、この時だけであった。この時を逸
しては、この愛は表わせなかった。葬
りのためにと、マリヤ一人が主イエス
の十字架の死を理解していて、自分に
とって最も大切な自分のすべてを献げ
きった。これはどんなに主をお慰めし
た事だろう。この事は世界中に福音を
宣べ伝えられる所で語られると言われ
た通りだ。マリヤは、後にも先にも無
いこの「時」を捕らえた。そして、主
への愛を献げ、表わすことができた。
ザアカイは主を求めて木にまで登った。
「丁度その時」主イエスと目と目が合
った。この時を捕らえなかったなら、
ザアカイはどうなっていただろう。私
たち一人一人にも、主は「時と機会」
を与えておられる。その時と機会を逃
さないでいたい。今、あなたの前に、
主のために思いきった決断をする事柄
があるだろうか。時を逃さず、捕らえ
よう。主の栄光を拝する。
・・・・・・・
機会は、逃す事も、つかむ事もできる。
目が主に向いている時に、その時と機
会を悟り、従う事ができる。耳を澄ま
し、御声に耳を傾け、祈っていよう。