2009年11月20日(金)

「母がイエスに向かって『ぶどう酒がありません』と言った」ヨハネ2:3



結婚式でぶどう酒が無くなってしまう。これは大失態であり、晴れの式が滅茶苦茶だ。その時に、マリヤはまず主のもとに行き、「ぶどう酒がありません」と言った。

マリヤは自分で立ち騒がす、店に買いに走らず、何とかしようとせず、まず主に告げた。私たちも、不意の突如の事態が起きた時に、自分で動かずに、ます、ありのままを主に告げよう。次には、主の言われた通りに、従うことだ。

「あの方の言われることを、何でもしてあげてください」とマリヤは手伝いの者たちに従う備えをさせた。すると主が「水がめに水を満た」すよう言われた。
水を満たしてどうするのか。しかし、彼らは意味はわからなくても、水がめに水を縁まで満たした。6つのかめを一杯にするのは大変な作業だ。

そして「さあ、今くみなさい。そして持って行きなさい」水を??「彼らは持って行った」彼らは言われた通りにした。すると、水が最高のぶどう酒になった。

「ありません」・・人生につまづき、愛が無い、力が無い、知恵が無い、うまく行かない、自分に「無い」惨めな状態を認め、主のもとへ行く時、惨めで、哀れで、絶望状態であっても、最高のぶどう酒にして下さる。

愛を与えられ、生き生きとした豊かなものに変えて下さる。「ありません」こそが祝福に変わる。無い時こそ、溢れる豊かな恵みを知る時にされる。
---------------
無いからこそへりくだり従える。ただの水を黙々と汲むことが出来る。パニックにならず、すぐに自分の今の苦しい状況を主に祈り求めよう。窮地は主の栄光を拝する時と変わる。