2012年09月20日(木)

「人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る」箴言19:21


人には、多くのプランがある。あれをしたい、これをしよう、様々な思いがある。「しかし主のはかりごとだけが成る」の通り、御心だけが成る。ある人が、主のためにと、あれこれ考え、計画し、実行していったが、全く道が開かれない。身動きが取れなかった。真に、主の計り事だけが成ることを実感させられと。

「国々の民の計画をむなしくされる」肉の計画、自分から出た思いは成らない。「神から発し」たものだけが「神によって成り、神に至る」。「御心の計画は代々に至る」。ヨセフは兄達たちの妬みを買い、隊商に売られ異国の地へ。孤独、不安はどんなものだったろう。しかし、そこで忠実に仕え、主人に全財産を任せられた。「主が共におられたので」が鍵だ。これは主による事であった。

次には、無実の罪で投獄に。しかしそこでも「主が共におられ、監獄長の心にかない」全囚人の管理を任された。やがて出獄かと思いきや、献酌官長との約束は忘れられ、尚も2年が過ぎた。神の時は何と長い。結果的に2年だが、その渦中では、どんなに試された事だろう。

最終的に総理大臣となり、飢饉からヤコブ達を救う事になる。命を救うための神の計画であった。ヨセフにも自分のプランがあったろう。しかし、神の計画を歩み、信仰も品性も練られ、使命を全うできた。肉の計画は虚しい。神のプランの道は永遠に至る。神の御心に従って歩めるよう祈ろう。
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肉のプランに執着していると御心がわからない。今、自分は、どの部分を歩ませられているのだろう。長い主のご計画の中を主と共に、御心の中心を歩んでいけるよう祈ろう。