2013年01月21日(月)

「主は、私が子どもを産めないようにしておられます。どうぞ、私の女奴隷のところにお入りください。たぶん彼女によって、私は子どもの母になれるでしょう」創世記16:2


アブラハムに、主は、「あなた自身から生まれ出て来る者が、あなたの跡を継がなければならない」「星を数えることができるなら、数えなさい」「あなたの子孫はこのようになる」と言われた。しかし、実際なかなか子供が与えられなかった。そんな時にサラは考えた。これは自分ではなく、女奴隷によって子供を持つのだと。主が言われたのは、そういう事なんだと。それで、奴隷ハガルによって子供を得ることを、アブラハムに提案した。

アブラハムは、サラの申し出であり受け入れた。そしてハガルはみごもった。しかし、秩序が乱れると、必ず問題が起きる。ハガルは、不妊の女主人を見下すようになり、サラは、そんなハガルに怒り、いじめた。ハガルは辛さの余り逃亡するが、主が関与され、女主人のもとへ帰り、イシマエルを産んだ。主の約束を待てないで、肉で、イシマエルを産み出してしまった。

サラは、主の語られた言葉をそのまま受け取らずに、自分の思いで受け取った。自分の思いで解釈して、行動を起こした。そこで間違ってしまった。自分の思いで、御言葉を読み取るなら、御心からそれて、間違いを犯してしまう。都合の良い御言葉を取り出して、都合の良い解釈をし、導きだと誤ってしまう。御霊は拠り頼む者を助けて下さる。祈りをもって、御霊に頼りつつ、御声に耳を傾けよう。御霊は正しく導いて下さる。
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状況を見ると主も主の御約束も遠く感じる事がある。不安や焦りでいっぱいになると、すぐにサタンの声も聞こえて来る。主に祈り、主に告げながら、御霊の導きを識別していこう。