2013年08月21日(水)

「彼が偽りを言うときは、自分にふさわしい話し方をしているのです。なぜなら彼は偽り者であり、また偽りの父であるからです」ヨハネ8:44



サタンは偽りの父であり、嘘つきだ。真理がないのだから、黒を白、白を黒と、何でも自由自在だ。絶えず偽りに誘惑し、攻撃して来る。間違った動機を正当に、良い動機を間違ったものにと混乱させる。サタンの誘惑は、自分の欲望にピッタリと合って来るので、自分の思いと一つになっているので、なかなか見分けられない。気づかない。自分のしたい事なので、サタンからだとなどは、決して思わない。

エバが見事に誘惑に引っかかってしまったように。「善悪の知識の木から取って食べてはならない。それを食べる時、必ず死ぬ」と言われていたにかかわらず、サタンから「あなたは決して死にません」と正反対の事を言われた。が、嘘を見抜く事ができなかった。サタンの嘘に引っかかってしまった。又、自分の思い、自分の肉の偏見が底にある時、ものの見方も歪んでいて、自分の目には、正しいとしか見えない。

つまり、心に偏見がある時、物事を正しく見る事が出来ない。サタンが働いている。自分は正しく見ているつもりだが、実際は歪んでいる。サタンは偽りを真理に見せかけ、常に欺こうとする。こういう誘惑と攻撃をよく踏まえて、自分は間違いやすい者だと認識し、自分に頼らず、常に主に頼り、主の判断を仰ごう。主の助けにより、サタンの偽りから守られ、神のお心へと導かれる。
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黒がだんだん灰色に見え、そのうち白にしか見えなくなるように思いに来るサタンの声は巧妙だ。自分では決して真っ直ぐに歩めない。正しく導き返して下さる主の御言葉で照らし合わせよく吟味しよう。