2015年05月21日(木)

「何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい」ピリピ4:6



ある人が、突如の事態が起きて、パニックになった。もう何をどう
して良いかわからない。心は動揺し、怒濤のようで、心臓がバクバ
クする。どうすれば良いのか、しかし誰にも言えない。一人で悶々
状態だった。いつも教えられているように、とにかく祈りに持って
行った。主のもとへ駆け込み、今の苦しい、心の騒ぎ、混乱した状
況、気持ちを訴えまくった。

心の内を告げて、吐き出していると、段々、混乱した気持ちが落ち
着いて来た。その時に、「あなたがたの思い煩いを、いっさい神に
ゆだねなさい」との御言葉が浮かんだ。そして、主に委ねるべく、
尚も祈り続けていると、「何も思い煩わないで・・あなたがたの願
い事を神に知っていただきなさい」との言葉が来た。

「あらゆるばあいに」とあり、この場合も有効だ。そして「神に知
っていただきなさい」という事は、つまり、委ねた祈りを神は知っ
て下さったという事であり、祈り続けていた時に、「神に知ってい
ただいた」と確信できた。神に知っていただいたなら、もうそれで
良い。十分だった。心が落ち着いた。

どう導かれるにせよ、最善をして下さると信じられた。その時、あ
んなに大嵐であった心が、すうっ〜となぎになっていた。心は軽く
なり、平安になった。「そうすれば・・神の平安が、心と思いを守
ってくれます」御言葉その通りに、その身に成った初めての恵みの
体験だった。
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ダビデのように、心に来る嘆きやうめきを主に告げよう。主が聞い
てくださる。自分の感情が基準ではない主にある平安を、私たちは
いつでも受けることが出来る、感謝だ。