2015年11月20日(金)

「どうぞ、あなたの耳を傾け、あなたの目を開いて、このしもべの祈りを聞いてください」ネヘミヤ1:6




ネヘミヤはハナニから、エルサレムの城壁が崩され、門は火で焼き
払われた状態である事を聞いた。非常なる悲しみで、断食して、神
に祈った。祈りの中で重荷がますます増し加えられ、4ヶ月後に王
の前に出た。しおれた悲しい顔つきであり、それを見た王がネヘミ
ヤに尋ねて来た。心に何か悲しみがあるに違いないと。

この時、ネヘミヤは王に率直に心の内を話した。すると、王の方か
ら「何を願うのか」と聞いて来た。王はネヘミヤの心の重荷を察し
た。そこで、ネヘミヤはユダの地へ送って再建させて欲しいと願っ
た。王は願いを聞き入れ快く送り出してくれた。ネヘミヤはまずエ
ルサレムの現状を知った。

私たちの信仰生活も同様だ。まず現状を、目の前の問題を見せられ
る事によって重荷が与えられる。まず見ない限り、重荷の持ちよう
がない。具体的にそれを祈りに持って行く時、更に重荷が加えられ
る。ネヘミヤは重荷が増し、何かをしたいと思った。その願いは答
えられ、神により環境が目の前に次々と開かれて行った。すべての
必要が備えられた。

私達もまず現状を正しく認識するところから重荷が生じ、祈りによ
って更にその重荷が深められ、具体的に行動するように導かれる。
あなたにも今、主が見せておられる事態があるだろうか。まず祈り
に持って行こう。御心のままにあなたを用いて下さる。
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与えられた祈りの課題や執り成しの祈りを、自分の事として祈るた
めに深く知っていきたい。簡単に祈りにもって行くが、どこまで知
っているだろう。的を得た祈りを主に献げたい。