2016年06月20日(月)

「サムエルがサウルを見たとき・・『ここに、わたしがあなたに話した者がいる。この者がわたしの民を支配するのだ』」Tサムエル9:17 




民は、どうしても自分たちに王が欲しいと求めた。神がサムエルを
通して、その事のリスクも告げ、警告されたが、民の気持ちは変わ
らなかった。それで、神は民の言う事を聞き入れ、サウルを王に定
められた。そして、そのサウルとサムエルの出会いが絶妙だ。サウ
ルの父親の雌ロバがいなくなったので、サウルは捜しに出た。

捜し回り、ツフにまで至る。が、見つからないので帰ろうとすると、
連れの者が、今この町に神の人がいるから尋ねようと提言する。サ
ウルは同意し、町へ入った。すると水汲みの娘達がいた。聞くと、
その神の人は丁度今日、町に来て、今からいけにえを献げるところ
で、すぐに行けば会えると言う。進んで行くと丁度ピッタリのタイ
ミングで、サムエルに会えた。

又、サムエルはサムエルで、その前日に、一人の人を遣わすから、
君主とするようにとの、御告げを受けていた。雌ロバ捜しからの、
一つ一つがパズルが埋まるようにすべての時機がピッタリだ。あな
たも、時や事柄がピッタリのタイミングで運ぶ経験があるだろう。
それはまさに神の働きであり、神が導かれているという事だ。

神の導きは環境からもわかる。必ず門が開かれている。今、導きを
求めているなら、環境もしっかり見張っていよう。御言葉と、祈り
による平安と、環境によって導かれる。御心なら、あなたの目の前
で門が開かれて行き、前進して行ける。
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神の導きの時を悟れるよう、祈りながら待ち望みたい。不安や動揺
もあり、偶然から偶然への毎日のように思えるが、主の恵みと導き
はいつも先行していることを信じていたい。