2017年04月20日(木)

「それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ」エレミヤ29:11


ある人が高校受験の時に、合格間違い無しと保証されていた。なぜ
なら成績はトップクラスだったから。本人も周囲も、皆が合格を信
じて疑わなかった。ところが、意に反して結果は不合格だった。周
囲も驚き、本人も大変なショックだった。二番手志望校への入学に
なった。しかし、その人は、はた目から見ても、どんどん霊的に変
えられて行った。

主は素晴らしく益とされた。以前は成績が良く、出来るので、高慢
な鼻につくようなところがあった。が、人が変わったように、周囲
は優しさを感じるのだった。行った先の学校で聖研を開き、救われ
る人が起こされた。教会の中でも、中学生クラスのリーダーとして
用いられて行った。

不合格は大きな試練であったが、その痛みにより、砕かれ練られ、
変えられて行った。そして、今の状況を心から感謝できるようにさ
れた。人生は、思い通りにならない事の方が多い。私たちも自分の
願い通りではないかも知れないが、しかし必ず主の最善が成される。
結果的には、自分の願った道より、主から与えられた道の方が、遙
かに良かったと言える。

主がされる事を、受け止め、受け入れて行く時、経験して行く。必
ず「平安を与える計画」であったとわかる。「平安」に結果して行
く。「平安」に着地して行く。今、苦しい問題が目の前にあるだろ
うか。受け入れて行く時、その事態が「平安を与える計画」であっ
たとわかる。
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神のご計画はいつも理解できるとは限らない。わからない事の方が
多いかもしれないが、この時も神の導きの中である事だけはわかる。
私を知り、私のために立ててくださっているご計画にいることを受
け入れ委ねていたい。