2017年09月20日(水)

「しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお使わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え・・」ヨハネ14:26



青いサングラスを通して、景色を見ると青色に見える。又、赤いセ
ロファンを通して見ると赤色に見える。私たちは、何色かのセロフ
ァン、サングラスを通して世界を見ている。自分の偏見や思い込み
で見ているなら、そのような自分の色にしか見えない。そうではな
く、ありのままの景色を見たいなら、どうすればよいか。色メガネ
をはずす事だ。

自分の心の中の偏見、偏った、間違った見方が問題だ。もしかして
自分の見方が間違っているかも知れない、肉の価値観、偏見かも知
れないとの姿勢は大切だ。そうなら、御霊の気づきへと導かれて行
く。ある人が対人関係で問題が起きた。どう見ても、相手が悪いと
しか思えなかった。非があるのは相手、自分は被害者であって、悪
くない。理不尽であり、怒りや恨みがある。

あくまでも相手が悪い、にしか立てないので、実は、自分も罪を犯
している事に気づかなかった。赦せない、愛が無い、裁いている、
憎しみと怒り・・、自分の姿は見えなかった。迷い出てしまってい
た。御霊の気づきが与えられ、相手に確かに非があるが、自分の罪
は罪として認め、悔い改めた。

その時、平安が来た。そして、不思議が起きた。見方が変えられた
のだった。今まで相手を責める一方だったが、相手の状況、背景、
置かれた立場に初めて思いが至った。そうした相手がかわいそうに
思えた。気がつくと、相手のために祈っていた。自分が変えられた
事に驚いた。
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助け主なる御霊は教えてくださる。固執している思いや考えの中か
ら気づきを与えて、導き出してくださる。平安なく心を騒がしてい
る時こそ、聞き分けよう。御霊の導きを祈ろう。