2017年12月21日(木)

「主をおのれの喜びとせよ。主はあなたの心の願いをかなえてくださる」詩篇37:4



神に出会うまでは、神無しの人生を生きて来たので、この世の価値
観が根深くある。どこまでも軸が自分にあって、自分軸で考えてし
まうし、そうしか考えられない。それが普通の状態で生きて来たか
らだ。そのためどうしても「自分のための神」になってしまう。

「自分が幸せになるための神」「自分がより良い人生を送るための
神」「自分が助かるための神」「問題解決のための神」その底は、
どこまでも「自分」であって、「初めに神」ではなく、「初めに自
分」になってしまう。「自分」のための神だ。

しかしそこには本当の「喜び」、「御霊の喜び」は無い。真の平安
も無い。そして聖書の信仰は、神中心なので、なかなかわからない。
自分中心、自分軸でしか考えられないからだ。又、自己実現、自己
充足等は、悪いことに思えないので、そのための神としていても気
づかない。

しかし御霊が信仰生活を導いていて下さるので、少しづつ少しづつ、
自分の姿を見せて下さって気づきを与えて下さる。教理的には神の
栄光だが、実は、自分の要求のみで、神のお心、神の栄光など発想
にも無いことに気づくことから始まる。

自らの求めを、神の御心に合ったものに、自分が変えられて行くこ
とを学ばせられて行く。その時に、自らの心の願いが叶えられること
を経験して行く。
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自分の判断で人も状況も見えているので、状況で一喜一憂してしまい
そうになるが、神の御心を深く知ろう、御言葉の約束から見ていこう
と心の向きを変えるなら、自らが大きく変化させられる。