2018年09月20日(木) 「彼は、不信仰によって神の約束を疑うようなことをせず、反対に信仰がますます強くなって、神に栄光を帰し、神には約束されたことを成就する力があることを堅く信じました」ローマ4:20
「彼は、不信仰によって神の約束を疑うようなことをせず、反対に信仰がますます強くなって、神に栄光を帰し、神には約束されたことを成就する力があることを堅く信じました」ローマ4:20
アブラハムは75歳の時に神の示しに従い、カランを出てカナンの地 に移り住んだ。しかし、子が無く、しもべのエリエゼルを相続人に と考えていた。その時に、神により、「その者が継いではならない。 あなた自身から生まれ出る者が、跡取りとなる」と言われ、外に連 れ出され、満天の星を見せらた。 そして「あなたの子孫はこのようになる」と告げられた。アブラハ ムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。その後、子供は 尚も生まれず、サラの提案のもと、肉の思いと行動により、奴隷ハ ガルによりイシマエルを得た。アブラハムの失敗であった。86歳で あった。その後も、約束はあっても、13年間、状況的には何一つ動 かず、微動だにせず、全く何も見えない歳月が続いた。 厳しい忍耐の時であった。13年経た時、99歳の時に、主が彼に再び 現われ、子孫を与えると語られた。そして、100歳になって、とうと う実子であるイサクを得た。アブラハムは常識的には不可能である、 厳しい状況の中で、神ご自身を信じた。望みえない時に望みを抱い て信じた。見えたなら信仰は必要ない。見えないものを信じるから 信仰だ。 それは厳しい状況を見るのでなく、約束して下さった神を見続ける 信仰だった。アブラハムには数々の失敗があった。しかし、信仰の 父と言われ、神はその「信仰」を喜ばれた。あなたも今、厳しい状 況だろうか。「胎の死んでいることを認めても」、状況的に不可能 と思えても、神の約束の言葉に立とう。信仰に立てるよう、助けを 求めて祈ろう。 ------------- 試練に直面すると、試練ばかり見てしまう弱さがあるが、それでも 約束してくださる神は真実な方だと言える経験を重ねたい。信じら れない不信仰も祈りに変えよう。必ず神が信仰に立たせて下さる。