2019年01月21日(月) 「私も全焼のいけにえと和解のいけにえとをささげるために、あなたのところへ下って行きます。あなたは私が着くまで七日間、そこで待たなければなりません。私があなたのなすべき事を教えます」Tサムエル10:8
「私も全焼のいけにえと和解のいけにえとをささげるために、あなたのところへ下って行きます。あなたは私が着くまで七日間、そこで待たなければなりません。私があなたのなすべき事を教えます」Tサムエル10:8
サムエルはサウルに、自分がいけにえを献げるので、到着するまで 七日間待つよう指示した。しかし七日を経ても、サムエルは来ない。 兵士達は、敵の圧迫に動揺し、不安と恐怖が、まんえんして行った。 そんな兵達はサウルのもとから逃走し始めた。サウルは非常に焦っ た。このままでは軍は崩壊してしまう。サムエルが来る気配はない。 それで祭司しか献げる事のできない、いけにえを自分で献げた。神 が守られる事を示して、兵士の士気を高めるために。すると、そこ にサムエルが到着した。サムエルはサウルを厳しくとがめた。「愚 かな事をした。あなたの王国は立たない。主が命じられた事を守ら なかった」と。 サムエルが遅れた事が悪いのではないか。敵はどんどん侵攻して来 る。兵士達は怯えて逃げ出ろうとしている。このままなら軍は壊滅 だとサウルは判断した。しかしそういう問題ではなかった。軍を支 配し、敵を支配しているのは、どなたであるのか。ヨナタンは言っ た「大人数によるのであっても、小人数によるのであっても、主が お救いになるのに妨げとなるものは何もない」 人数、勢力の問題ではない。どこまでも神に従うべきであった。祭 司にしか、いけにえを献げることはできない。分を越えて、しては ならない事をした。越権行為だ。神を信じて待つべきであった。そ れが信仰だ。今、目の前の状況で、焦ったり動揺しているだろうか。 じっと神を信じて、神を待ち望もう。神の時に、神ご自身が動かれ る。 ------------- あれもこれもと決断を迫られる場面があるが、優先順位を見失わな い歩みをしよう。形を整えるのではなく、神の御心を第一として見 るなら次の一歩も導かれる。神が働いてくださる。