2019年11月20日(水)

「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます」マタイ6:33




心配性で、いつも心配や思い煩いに悩まされている人は多い。ああ
なったら、こうなったらと、先に起こるかも知れない事を想像して、
不安でたまらない。そしてまだ見ていないのに、今、落ち込む。
不安材料をかき集め、まるで現実であり、事実であるかのごとくに、
最悪のシナリオが出来上がる。しかしそれは妄想だ。

現実に起こっていないのだから、神も、そんな架空のものをどうに
も出来ない。思い煩いを選択している自分の問題だ。明日の事は、
先の事は、私達にはいっさいわからない。1時間先の事すら何も見
えていない。誰にも何一つわからない。しかし、神を信じる私達は、
明日に恐れと不安を見るのでなく、明日に神の愛を見る。

明日は、神の愛に包まれ、神のご計画の中にあり、神の御手の中に
堅く守られている事を心から信じる。見えない明日に、不安や恐怖
を見るのでなく、神を見て、神の慈しみを信じる。これが信仰だ。
神の愛を信じて歩む時に、思い煩いの亡霊に惑わされない。そして、
「神の国とその義を第一に」神第一を心に据える事が大切だ。自分
を第一、神を第二、第三にする事から、秩序が狂い、思い煩いが生
じる。

自分を中心にするなら不安と恐れで、すべてが思い煩いとなる。重
荷が自分の肩にずっしりと来て、自分で自分を守らねばならないか
らだ。神を第一にするなら、神が全責任を取って下さる。すべて与
えられる。そこから平安と安堵と喜びが来る。あなたの優先順位は
どうだろう。明日の心配ではなく、明日に神の愛を信じて歩めるよ
うに、そうできるよう祈って行こう。
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私達には明日を知ることは許されていないが、最善を与えてくださ
る深い神のご愛を知っている。思い煩う時には信仰の目を天に向
けよう。