2019年12月21日(土)

「すべて真実なこと、すべての誉れあること、すべての正しいこと、 すべての清いこと・・そのようなことに心を留めなさい」ピリピ4:8



人はそのままなら、だいたいが、思いは悲観的に、ネガティブに傾
きがちだと言われている。少し先で数人が喋っていて、こちらを見
ている。そんな時「何か私の事を言われているのでは」と思うだろ
うか。職場で、近隣で、挨拶をしたが、返事が無い時「気づかなか
ったかな」「相手は考え事をしてたかな」と思うより「嫌われてい
るのでは」「避けられた」「何か気を悪くする事をしたのか」と思
うだろうか。

家族の帰りが少し遅いと「事故では」「何かあったのでは」恐れと
不安に襲われる。思いは悪い方〃へと向く。そのままならネガティ
ブ思考へと向かう。そんな時、不安や恐れをかき消そうと、もがく
と余計に、はまり込む。そして最悪のシナリオが出来上がる。不眠
の時に「眠らなくては〃」と焦り、不眠の事を考え出すと、ますま
す眠れなくなる時のようだ。もがけば、もがくほど更に落ち込んで
行く。

そんな時は、あるがままの状態をまず主に告げて、祈ろう。主と交
わりを持つと引き上げられる。そして否定的思いを無くそう、消そ
うと頑張るのでなく、信仰的な事に目を留めて行くと良い。御言葉、
賛美、祈りで、心を満たして行くと良い。幾ら思いを無くそうと思
っても出来ない。

そこから主に目を主に転じることだ。すると悲観的思いが消えて行
く。「主のおしえを喜びとし、昼も夜も口ずさむ」とあるように、
御言葉を口ずさむ、賛美する、祈る、恵みを数える、感謝する。そ
れを行ってゆく時に、心平安にされる。

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人が主に向くなら自由にされる。主ご自身や、主がして下さった恵
み、賛美や感謝、御言葉に目を留めて行く時、ネガティブな思いか
ら抜け出せる。心を空洞にするとサタンが来る。御言葉に思いを巡
らし、反すうしよう。賛美や祈りを献げよう。喜びへと変えられる。