2020年11月20日(金)

「ですから、すべての汚れやあふれる悪を捨て去り、心に植えつけられたみことばを、すなおに受け入れなさい」ヤコブ1:21



「心に植えつけられたみことば」とある。つまり主は、私たちの心
に御言葉を植えつけて下さると。私たちは、その御言葉を「素直に
受け入れ」るようにと。素直に受け入れるなら、その御言葉は霊で
あり、いのちであるので、大きな力を発揮する。肉の思いや、悪魔
の攻撃から、私たちを守る事ができる。

「素直に」受け入れる事が大切だ。頭でわかっても、心に受け入れ
ない事が有り得る。御言葉は知っているが、肉の思いを遂げたい。
自分のしたいようにしたい。嫌な相手は憎んでいたいし、傷つけら
れた相手は赦せない。主が自分で復讐するな、わたしが復讐すると
言われても、自分で何倍にも報復したい。敵を愛せよと言われても、
愛したくなどない。祈りたくもない。心が御言葉を拒否する。

思い煩うな、ゆだねよと言われてるが、自我が委ねたくなくて、自
分が握り締めている。そのため思い煩いが止まらない。御言葉を拒
んでしまう。まず、素直に受け入れる事が出来ない事を認めて、そ
う出来るように助けを求めて祈ろう。快楽や欲を捨てようとしない、
頑なな心を砕いて、素直に受け入れられるよう助けて下さる。心に
受け止め、受け入れた時、御言葉に従う事ができる。

「みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます」苦し
い状況の中で、みことばにより慰めや励ましを受け、指針が与えら
れ、なすべき事がわかり、試練を乗り越えて行ける。御言葉はいの
ちとなる。又、すぐに状況は変わらずとも、御言葉により、心に不
思議な平安が与えられる。
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不安定な土台に不安定な自分が立っている。自分の限界を知らされ
る度に、与えられた御言葉に帰っていける。主の御言葉に立ってい
よう。事ごとに感謝し、思い煩いを主に託そう。