2021年09月20日(月) 「夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある」詩編30:5
「夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある」詩編30:5
誰しも信仰人生において、暗い夜を経験し、涙の夜を経験する。試 練の時だ。しかし、ずっと夜のままではあり得ない。夜の次には、 必ず朝が来る。明けない夜は無い。必ず夜は明け、事態は導かれて 行く。これは何という慰めだろう。主の主権のもとに、試練には定 められた期間がある。主が定められた期間から1ミリたりとも延び る事はない。 ある人は、自らの非力に、厳しい状況に、涙が溢れて止まらなかっ た。辛い、苦しい状況だ。先が見えず、真っ暗なトンネルの中にい るようだ。トンネルの中にいると、これが永遠に続くように思えて しまう。しかし主のもとに行き、何もかもを心の思いを告げ、感情 も告げて、心を注いで祈った。その時に、「夕暮れには涙が宿って も、朝明けには喜びの叫びがある」との主の言葉に大変力を受けた。 そして御言葉を信じ、握って進んで行った時に、思いを越えた、事 態の好転を見て行った。主が送られる試練は、必ず益と結果して行 く。試練の時は、何もかもが光を失い、何も見えず、真っ暗闇のよ うに思える。が、主のよみがえりを覚えよう。十字架で弟子達はつ まづき、落胆し、絶望した。万事休すで、すべてが終ってしまった と思えた。 しかし、世界が一変した。主がよみがえられたのだ。死から命へ、 暗闇から光へ、悲しみから溢れる喜びに変った。必ず夜は明ける。 今の苦しみは喜びに変わる。明けない夜は無い。それゆえ、どんな 時にも、御言葉にあるように、すべての事について感謝できるのだ。 ------------ 今日の辛さが明日も続くと思えてしまうが、明日は違う。主の変わ らない愛を再び見出し、思い煩いは軽くなる。明日を主に委ねて待 ち望もう。