2021年10月19日(火)

「神のことばは生きていて、力があり・・」ヘブル4:12




大震災に会った牧師が、会堂も住居も津波で流された。感謝な事
に、
自分も家族も命は助かり、守られた。だが、あっという間の出来事
で、何一つ持ち出せなかった。特に自分には、非常に大切な聖書関
係資料や学びの資料、注解書や信仰書が何もかも流されてしまっ
た。
すべてを失ったが、命は守られた。

避難所に身を寄せて呆然状態で、何をどうして良いかもわからず、
今後の事、失ったもの、とにかく避け所である主を求めて一心に祈
った。その時に御言葉が光のように臨んだ。「主は与え、主は取ら
れる。主の御名はほむべきかな」。その瞬間、不思議だったが、心
がすうっーと平安になった。主に包み込まれるようだった。御言
葉の力を経験した。

「私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろ
う」、
心はアーメンであり、すべてを失ったが、主がおられ、主がこの状
況を、今後の事をすべて導いて下さると信じる事が出来た。主の力
は、御言葉にある。私たちは御言葉を聞く事により力を受ける。主
の言葉は不変であり、不滅だ。そして主の言葉を素直に受け入れる
なら「みことばは、あなたがたのたましいを救うことができま
す」。

御言葉により、指針を受け、慰めや励ましを受け、進路を示され、
様々な状況の中で、救いを得る。叉、御言葉は鏡でもあり、私たち
自身の心の内側を、動機を照らし出してくれ、矯正し、御心へと導
いてくれる。神の言葉はまさに生きている。
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主との関わりは個人的なものだ。自分だけにしかわからない生きて
心を耕す、心からアーメンと言える御言葉を折にかなってくださ
る。
真実にたましいが救われる。