2021年12月21日(火)

「正しいことばは王たちの喜び。まっすぐに語る者は愛される」 箴言16:13



対人関係で行き違いが生じ、辛くなる事があるだろうか。人からの
あの言葉、この言葉がひっかかり、ひどく気になり、思い煩いや不
安材料となる。又、面と向かって批判されたり、責められたりする
事があるかも知れない。心痛く、落ち込んでしまう。よく顧みて、
幾ら考えても、自分に非が無いなら、いちいち心に留めなくてもよ
い。

聞き流すべき言葉がある。心に留めるべきは御言葉だ。叉、もし自
分の側に非があるなら、悔い改めて、相手にも謝る事が必要だ。あ
る人が、友人との帰路で、ちょっとした意見の相違から、言い合い
になってしまい、気まずく別れた。帰宅しても心が重く、気が晴れ
ない。平安が無いので、祈りに持って行った。

御前で祈り、祈りの中で自分を振り返った。相手と議論になり、自
分は正しいと思っている。自分は間違っていない。でも、自分の正
しさを主張したいばかりで、そこに自我が出て、議論のための議論
になっていた事、自分の言い方もきつくて、態度も良くなかった
事、
愛が無かった事を主から示された。主の御前に悔い改めた。すると
心がすっきりし、平安が戻った。

すぐに友人に電話して、悪かった事を詫びた。すると相手も、平安
が無くて同じ事を思っていたと。こちらこそと謝ってきた。共に晴
れやかになり、主に感謝した。言葉で平安が失せた時は、まず一番
に主のもとへ行こう。正しく導いて下さる。そして御霊に導かれ
て、
まっすぐに語る者とされたい。
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流してもよい言葉、まっすぐに立っていなければならない言葉をよ
く悟れるように祈ろう。漠然とした感覚や一時の感情、人の言葉で
はなく主の義しさの上にしっかりと繋がっていたい。